DVD Decrypterでリッピング
 
 
DVDのリッピング(DVDからデータの吸い出し)は、バックアップを行う際の基本中の基本ですが、DVD DecrypterのFILEモードを使えばボタンひとつで簡単にリッピングが可能です。
 
あらかじめ、任意のドライブに「VIDEO_TS」という名前でフォルダを作成します。DVDをドライブに挿入し、DVD Decrypterを起動します。ドライブが認識されたら、下図のようにモード→FILEを選択します。デフォルトでは最低限必要なファイルだけしか選択されませんので、編集→すべて選択で、全てのファイルを指定します。出力先は、さきほど作成したVIDEO_TSフォルダを指定します。

以上で設定は終わりなので、左下赤枠のアイコンをクリックするとリッピングが開始されます。

 
所要時間はドライブの読み込み速度次第なので、読込速度が2倍速固定ドライブの場合だと片面2層DVDで30〜45分程度です。しばらく待ちましょう。
 
正常に処理が終了すると上記のダイアログが表示されます。出力先で指定したVIDEO_TSフォルダを確認しましょう。この作業ではエンコード(圧縮)は行われません。ただ単に、DVDの中身をHDDに吸い出しただけなので、オリジナルのDVDとファイルの数やサイズが全く同じになるはずです。
左)オリジナル 右)リッピング後のファイル